MMA(総合格闘技)とは?ルールや試合の見どころを解説!

近年注目をあつめている格闘技、「MMA(総合格闘技)」。ただ、この名前からはどのようなスポーツなのかいまいち分かりづらいですよね。

今回はMMAのルール、試合の見どころなどを紹介しますよ!

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MMAとは?

総合格闘技、MMAとは、mixed martial artsの略であり、パンチやキックといった打撃、投げ技、抑込技や関節技、絞め技といった固技など様々な技術を駆使して戦う格闘技です。正しく「総合」格闘技ですね!打撃系格闘技と組技系格闘技の両方の技術を要し、ルールによる攻撃手段の制約を最大限排除されているのが特徴ですよ。

MMAのルール

とはいえ、勿論MMAにもルールはあります。ニュージャージー州アスレチック・コミッション制定の統一ルールが広く標準採用されていますよ。

試合形式は原則5分3ラウンド、タイトルマッチは5分5ラウンドとなっており、ラウンド間に各1分のインターバルがもうけられます。試合着は、上半身は裸、下半身は膝上以上のスパッツ、トランクスと指定されており、オープンフィンガーグローブ、マウスピース、ジョックストラップの着用が義務付けられています。

ステージ、勝敗について

試合場には金網かネットのフェンスで囲われた六角形以上、及び円形の試合場である「ケージ」、もしくは「リング」の仕様が認められており、広さについては9.75m平方以内と規定されています。ケージとリングでは広さの下限に違いがあり、ケージでは5.48m平方以上、リングでは6.09m平方以上と規定されていますよ。

勝敗判定はノックアウト、TKO、規定時間終了後のジャッジによる判定、サブミッションによる見込み一本や戦意を奪うことなどで決定します。

反則行為について

ルールによる攻撃手段の制約が薄いMMA。とはいえ勿論反則行為は規定されています。

噛みつき、眼球や局部への攻撃、口腔などの開口部に指をひっかけたり、入れる行為、小さい関節への攻撃、髪を引っ張る行為など様々。故意に相手を骨折させたり、相手の頭や首をマットに突き立てるように投げ落としたりといった危険な攻撃も禁止で、頭突き、ひっかき、つねる攻撃も反則となっています。

相手との接触を避け続けたり、故意にマウスピースを落とすなどの臆病な行為も反則とされており、反則が確認された場合には、その度合いに応じてレフェリーから1ポイント、2ポイントの減点が課せられます。ポイントは、判定決着の時に影響を及ぼしますよ。

階級について

MMAも体重に応じて階級が定められています。団体に応じて採用する階級の数には違いがありますが、格闘技の競技を統括する「ネバダ州アスレチック・コミッション」では52.2㎏以下のストロー級から120.2㎏以上のスーパーヘビー級まで全14階級に分かれていますよ。

スーパーウェルター級の範囲に当てはまるのは77.1㎏より上で79.4㎏以下、僅か2.3㎏の間しかありません。

MMAの魅力は?

「結局生物として一番強いのは誰?」という究極の問いの答えを出すのに最も肉薄したのが総合格闘技、MMAです。ボクシングやムエタイ、レスリングなど様々な格闘技同士でぶつかればどちらの方が強いのか、煩わしいルールに囚われずに戦った時に誰が最も強いのか、など、MMAには言わばその道の夢が詰まっているのですね。

尤も、MMAにもルールはあり、そのルールがMMAを格闘技たらしめています。現在日本では「RIZIN FIGHTING FEDERATION」が総合格闘技団体として大人気です。これから先も戦士たちの命を張った格闘戦が多くの人を魅了し続けるのでしょうね。

最後に

今回はMMA(総合格闘技)のルールや見どころなどを紹介しました。

極限の戦いを見る事ができるMMA。他の格闘技のファンだという方にも、是非ともMMAを見てみてほしいですね!