唐突ですが皆さん、セキュリティソフトはちゃんと使われていますか?
「え?使ってませんけど?」という方、要注意です。昨今、技術の進化により非常に便利で快適な世の中になってきた一方で、技術に対して無知がゆえに被害を受けるケースも多発しています。今回は、特にインターネット利用時におけるセキュリティソフトの重要性について解説していきます。
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セキュリティソフトとは
セキュリティソフトは、コンピュータを悪意のある第三者の攻撃から守り、あるいは脅威を検知・排除するソフトウェアの総称。また、複数の異なるセキュリティ機能を持つソフトウェアを組み合わせた総合セキュリティソフトのことです。
要は、外部の攻撃から身を守る自衛隊のようなものです。代表的な外部攻撃として「コンピューターウイルス」や「トロイの木馬」などが挙げられます。皆さんの人体と同じでコンピューター上にも様々なウイルスが存在します。ウイルスに人体への侵入を許すと病気になるのと同じで、自身のデバイス(スマートフォンやPC)にウイルスが侵入するといわゆる病気の状態になってしまいます。こういった感染を未然に防ぐためにあるのがセキュリティソフトです。無料のものから有料のものまで様々です。
セキュリティソフトが必要なわけ
では、なぜセキュリティソフトを準備しておく必要があるのでしょう。そもそも、準備する必要があるのでしょうか。答えは「YES」です。なぜなら、ウイルスに感染してしまうと、あらゆる弊害が起きるからです。例えば、不快なメッセージが表示されたり、PCが起動しなくなったり、さらには個人情報が盗み出される危険性もあります。また、最悪のケースとしてはこのウイルスを自分が認識しないうちに周囲へばら撒いてしまう可能性もあります。ただし、このようなウイルス感染を起こすことができるのはハッカーと呼ばれる一部の人間です。厳密には犯罪行為に手を染めているため「クラッカー」と呼ばれますが、ここではハッカーで統一します。ハッカーとは「システム・コンピュータ、特にコンピュータ・ネットワークの内部動作を細かく理解することに喜びを見出している人」と定義されています。
もちろん、ハッカーの多くは知識やスキルを有効活用しています。しかし、一部の悪意あるハッカーによってあなたが攻撃される恐れは大いにあります。こうした攻撃から身を守るためにもセキュリティソフトは必ず準備しておきましょう。
セキュリティの必要性がわかるドラマ『ブラッディマンデイ』
実は、こうしたハッカーを題材にした面白いドラマがあります。それが『ブラッディマンデイ』です。ブラッディマンデイは、2008年に三浦春馬さん主演で放送された天才高校生ハッカーVSテロ組織を描いたドラマです。
本作品では、主人公サイドがハッカーでテロ組織の打倒を目指して戦います。主人公の高木藤丸(三浦春馬)は、ロシアの軍事施設にハッキングできるほどの天才ハッカーなので、皆さんの日常とは少しかけ離れたイメージを持たれるかもしれません。しかし、藤丸はたったパソコン1台でテロ組織を追い込みます。それだけハッキングという行為の破壊力が凄まじいということです。
三浦春馬さんや佐藤健さん、芦名星さんといったブラッディマンデイ キャストが演じる内容はもちろん、ハッカーやセキュリティの重要性を学ぶのにとっておきの作品です。是非一度ご覧ください。
セキュリティソフトの必要性がわかるハッカー 映画
前段で、セキュリティの重要性がわかるドラマとして『ブラッディマンデイ』を紹介しましたが、それだけではありません。
ハッカーを題材にした作品は数多く存在します。そこで、セキュリティ面でも学びがあることはもちろん、内容も申し分ない映画作品をピックアップしましたので皆さんも是非一度チャレンジして下さい。
- ピエロがお前を嘲笑う
- ブラックハット
- ブラックハッカー
全て洋画の作品です。ハッカーとしての成り上がりを描いた「ピエロがお前を嘲笑う」、天才VS天才の「ブラックハット」、ある女優のプライベートを覗きみたら最後「ブラックハッカー」。どれも内容を楽しみつつ勉強になる作品です。
最後に
最近は、パソコンが一家に1台というよりは1人に1台が標準くらいになってきました。スマートフォンは、なおさらほとんどの方が持っているでしょう。以前よりも便利で利用回数も増えてきた反面、ハッキングを受ける危険性をはらんでいます。悪意あるハッカーにならないのはもちろんですが、ただ無防備に隙を与えるユーザーにならないよう注意しましょう。